AWS
AWS構成図事例集
Web 3層 / 高可用性マルチAZEC2

EC2 + RDS マルチAZ冗長構成

ALBによるEC2冗長化 + RDSマルチAZ

可用性 (SLA目標)

99.9%(複数AZ冗長 + RDSマルチAZ)

RTO(目標復旧時間)

数分(ALBヘルスチェック + RDS自動フェイルオーバー)

RPO(目標復旧時点)

ほぼ 0(同期レプリケーション)

概算コスト

月 30,000〜80,000 円程度

構成概要

可用性レベル
マルチAZ
コンピューティング
EC2
想定システム規模
中規模(スタートアップ〜中堅企業)
コスト感
¥¥¥中コスト

使用AWSサービス

  • Amazon EC2
  • Amazon RDS (Multi-AZ)
  • ALB
  • Auto Scaling
  • Amazon VPC

概要

ALB(Application Load Balancer)配下に複数AZのEC2を分散配置し、RDSをマルチAZ構成にしてスタンバイを持たせる、最もスタンダードな高可用性Web/AP構成です。AZ障害時もALBのヘルスチェックとRDSの自動フェイルオーバーで継続運転でき、Auto Scalingで負荷変動にも追従します。

設計のポイント

  • 単一AZ障害ではサービス継続。AWS本番の事実上の標準形
  • Auto Scaling Group でトラフィックに応じてEC2を増減
  • RDSマルチAZの同期レプリケーションでデータ損失をほぼゼロに

システム構成図

VPCプライベートサブネット (1a)プライベートサブネット (1c)パブリックサブネット (1a)パブリックサブネット (1c)同期レプリケーションインターネットApplicationLoad BalancerEC2(AZ-1a)EC2(AZ-1c)RDS Primary(AZ-1a)RDS Standby(AZ-1c)

周辺・運用機能(クロスカッティング / 全体に適用)

監視・運用

CloudWatchCloudWatchCloudTrailCloudTrailSystems ManagerSystems ManagerAWS ConfigAWS Config

セキュリティ・統制

IAMIAMGuardDutyGuardDutySecurity HubSecurity HubKMSKMS

配信・保護

Route 53Route 53WAFWAFShieldShield

バックアップ・DR

AWS BackupAWS BackupS3S3
リージョンVPCプライベートパブリック概念図 / アイコン: AWS Architecture Icons

メリット

  • AZ障害時も自動フェイルオーバーで継続運転
  • ALBのヘルスチェックで障害インスタンスを自動的に切り離す
  • Auto Scalingでトラフィックの増減に自動対応
  • RDSマルチAZでDBの可用性とデータ保全を両立

デメリット

  • シングルAZ構成よりコストが増加(おおむね2〜3倍)
  • リージョン全体の障害には対応できない
  • EC2のOS管理・パッチ適用が引き続き必要

主なユースケース

  • 一般的なBtoCウェブサービス
  • 高可用性要件のある社内業務システム
  • 中規模のeコマースサイト
EC2RDSマルチAZALBAuto Scaling